サッカー日本代表vsコロンビア代表

6/19は日本代表の初戦がありましたが、自分はあるイベントで解説をしていました。

元日本代表の望月重良さんとの掛け合いで行ったのですが、望月さんのトークは軽快で、当時の代表の話や戦い方の話など非常に面白かったです。自分が質問をしていくような形でおこないましたが、逆にこちらが質問を引き出せれているような感じでしたね。

試合に関しては開始早々に退場者を出し、しかも先制点も取れこれ以上ないスタートでした。

日本代表は、A3,M3のちょうど間くらいからディフェンスをスタートし、ボールを中央に入れさせないようなシステムで守っていました。サイドにボールがあるときに、かなり中を切って守っていたのが印象的でしたね。1人少ないながらも一人一人がしっかりとボールを持てるので、人数の少なさを感じさせないのは、さすがコロンビアといったところでしょうか。

なかなかうまくいかないコロンビアは、長友にやや抑えられている印象だったユベントスのクアドラードに変え、退場した攻守の要であるサンチェスのポジションのバリオスを投入。全体のバランスを整えて、攻撃の主軸であるファルカオにボールを集める戦略に変更。それが功を奏して、ファルカオがもらったファールから直接FKで同点ゴールを決めました。FKに関しては、壁の下を狙うという大胆な選択でしたが、これはスカウティングで共有されていたのでしょうか。あの大舞台で、壁の下を狙うという選択肢はなかなかできないのではないでしょうか。川島選手もそこまで強いシュートではなかったですが、虚を突かれて弾き出せませんでした。

前半の途中からは1人多いにも関わらず、落ち着いてボールを保持できていませんでした。中盤のポジショニングもやや消極的でしたが、後半からはアグレッシブさも戻り、リズムがよくなったと思います。その流れが継続できたのと、コロンビアがハメスロドリゲスを投入したことで、前線の運動量が落ち、より余裕を持ってボールを回せたことが、ゴールにつながったと思います。しかし、そもそも1人多い状況なので、もう少し数的優位を連続して作り出し、相手を引き出して、効果的な縦パスを入れて欲しいところです。やや単発に狙っている印象があったので、その状況にあった判断、プレーをして欲しかったですね。実際、後半の後半はどちらのチームもかなり疲弊していたので難しかったとは思います。

個人的に印象に残っている選手は原口選手です。攻撃面はあんまりでしたが、守備面に関しては最後までハードワークできていたと思います。当たり前のことではありますが、ドリブルの印象が強い選手がここまで守備面で貢献できるというのは素晴らしいことだと思います。

日曜日に同じく初戦を勝利したセネガルとの試合です。初戦同様に我慢強く戦って欲しいですね。4年に1度のことなので気合い入れて応援しましょう!!
それではまた!

2018.06.21